本格的にお弁当作りをする季節となりました。
そこで、揚げ物を手軽にしていただくためには、オイルポットが必要です。
オイルポットがないため、なかなか揚げ物ができない現実があるかもしれません。
しかも、快適に使えるオイルポットがあれば、揚げ物が楽しく美味しくなることでしょう。
そこで、今回は、カートリッジ付きの琺瑯製オイルポットをご紹介いたします。
それが、野田琺瑯ロカポです。
富士ホーローオイルポットと比べてみると、やや縦長になる印象ですが、
どちらもカートリッジを付けて使うことができます。
左が野田琺瑯ロカポで、右が富士ホーローオイルポットです。白い色合いにも違いがあります。
こちらのカートリッジをオイルポット内にセットいただきます。本体購入で1個付属されています。
上写真の野田琺瑯ロカポのカートリッジは、富士ホーローのものとサイズは同じで互換性はございます。
ただ、より進化したものとなり、濾過する時間が早くなり、汚れや臭いをより除去できるようになっています。
どちらもステンレス製の濾過器の底面に、カートリッジを載せる形でセットいたします。
載せるだけですので、装着および着脱は簡単です。
改めて、カートリッジを整理いたします。
カートリッジは、不織布で覆われて、内部に活性炭が含まれているもので、
使用済み油の細かい汚ればかりか、臭いも取り除いてくれるのが特徴です。
臭いが付きやすい魚介類などを揚げることが多いようでしたら有効です。
内部にある活性炭表面の微細な穴に臭いや汚れを吸着します。
その穴が、臭いや汚れでふさがれてしまうと交換が必要です。
交換目安は10〜15回となります。
なお、使用済のカートリッジは、燃えるごみとして処分できます。
注意点としては、150度以下まで下がったら濾過して下さい。冷まし過ぎると濾過に時間がかかりますので、
濾過に適している温度は120〜150度となります。
調理温度は180度前後ですので、調理後少し冷ましてから濾過するようにして下さい。
濾過器およびカートリッジを取り出して、油を注ぐ場合には、写真のように蓋を裏返して、
その上に濾過器をカートリッジさら載せることができるように工夫されています。
120〜150度でも、濾過するまでに10〜20分ほどの時間がかかります。
その点で、野田琺瑯ロカポは、濾過器が富士ホーローに比べると深くなり、一時に油を注ぐことができます。
メーカーでは、1回で800ml濾過できることを売りにしています。
その点で、カートリッジ付きで安心感をもって注ぐことができるとも言えそうです。
カートリッジをセットした場合の本体容量は約900mlとなります。
濾過器の上には、どちらも濾し網がついていますが、左の野田琺瑯ロカポの濾し網は手を汚さず取り出しやすいように
つまみが付いています。なお、右の富士ホーローオイルポットは、
野田琺瑯ロカポに比べると広口ですが容量が小さくなります。
野田琺瑯ロカポは本体と蓋は、オール琺瑯ですので、その点でお手入れもしやすくなっています。
より場所をとらずコンパクトで、カートリッジなしでの使用が前提でしたら
ホームピッカーをおすすめいたします。
ご自身に相応しいオイルポットを選ばれて下さい。