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鉄フライパン 頑固な油汚れの手入れ方法
油は高温で熱せられると分子が樹脂化し、油分子の結合力が強まります。焼き付いた油膜がごく表面だけならば「油がよくなじんだ、こげにくいフライパン」といえます。しかし、あまりに汚れが積もると、見苦しいのもさることながら熱伝導の邪魔をして調理時間が長くなります。日頃のお手入れにもよりますが、あまりに目につくようになったらフライパンをリフレッシュされることをおすすめいたします。
油汚れは、食材が触れる底面周辺よりも、内面のフチ、外側など、手入れを怠りがちなところほど手に負えない状態になりがちです。なお、汚れの落ちにくさは「時間の経過」に比例します。普段使い終わったあとすぐにタワシで洗うとそれほど汚れません。反対に、汚れを放置しておいた場合は超強力な接着剤のようになってへばりついているわけです。
こうなると、どんな洗剤、重曹、酢、それから金属のタワシ、金属ヘラでも歯が立ちません。リフレッシュする方法はたった1つです。強火でフライパンを「から焼き」して、油汚れから煙が出なくなるまで徹底的に焼きます。「そんなに焼いて大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、そういう心配は鉄フライパンには全く不要です。油汚れが多い部分は炎が出ることもありますが、熱気が上に向かうので火事になる恐れはありません。そのかわり、作業中に油煙がすごくたちますから、必ず換気を充分に行って下さい。
こうして「から焼き」が終わりましたら、コンロの上に放置して自然に冷まして下さい。そのあと金属のヘラでカリカリとこすってみて下さい。粘着成分が焼けてなくなり、炭化した汚れがボロボロと面白いように落ちます。その後で、たっぷりの磨き粉とザラザラのナイロンタワシで磨きます。実際にやってみるとわかりますが、意外に金属タワシよりもナイロンタワシの方が早く、効率よく磨けます。布ヤスリは、よほど頑固な油汚れ以外には必要ないでしょう。磨き終わったあと水気を拭き取り、軽く熱して水分を乾かし、「油ならし」を行って下さい。これで完了です。みちがえるほどきれいになり、気分も軽快に使えます。(念入りに磨いて、底面の部分の鉄の生地が多く出た場合にはもう一度「から焼き」してから「油ならし」を行なうと完璧です。)
【番外編の手入れ】 事情がゆるせば、木柄をとりはずし、盛大に焚き火を行い、その中に飯盒炊飯のようにフライパンや鉄鍋を吊るします。焚き火の終わったあとは、煤けてみすぼらしいフライパンになりますが、タワシで洗うと割合簡単にきれいになります。以前は、キャンプに手入れの必要な鉄フライパンや天ぷら鍋を持参して手入れを行ったものです。 (以上リーバーライト様のお客様へのコメントより引用)
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