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わが街・豊橋わが故郷・東三河

誇り高き農業者の集まり 豊橋百儂人

農業王国のわが故郷には、王国に相応しい農業者たちが活躍しています。 その一人が、豊橋百儂人(ひゃくのうじん)を構想して仲間たちと立ち上げた 河合果樹園の河合浩樹さんです。

農業者の集まりである豊橋百儂人には、志の高い認定基準があります。 まずは、自身の情報を自らの力で発信していること。 そして、一農業者として、人間として、偉大な先人に恥じない生き方を貫き、 後進の手本となるよう絶えず努力していること。 もう一つが、率先して消費者との絆作りを意識し行動していること。

この三つを柱にした160項目以上に及ぶ認定基準があるのです。 詳細はこちらのホームページを参照下さい。わが故郷の農業此処にあり。たくましき自立した農業者 が日夜汗を流しているのです。


上段の左が果樹園で働かれる河合さん。

その認定基準を生きる河合さんの果樹園に今回お伺いしました。 「10年は続けたい」河合さんの口癖であり、10年と言うスパンを常に見据えていました。 すなわち、長続きすること、育てることに価値を置いています。 それが河合さんの一つの流儀。2009年に結成された豊橋百儂人も、まずは10年を目指しています。

そして、無農薬レモン一筋で、今日に至っているお話を伺います。 こちらは27年の歳月を重ねて来ました。 このレモン作りを通じて、河合さんという人物も作られたのだとも感じました。 日焼けしたお顔には、農業者としての高き誇りと自信なるものが伺えます。 それでも、完全な負け犬だと感じた過去がありました。

無農薬レモンを販売した当初、売る人たちに評価してもらえませんでした。 その結果、東京の高級スーパーでは、半値で販売されてしまう憂き目を見ます。 売り場には、説明できる人がいないという実態に愕然。 ならば自身で販売すべし。 負け犬で終わらず、ご自分でホームページを作って販売するのです。

「ジュースは、皮ごとミキサーにかけて下さい。」 河合さんのレモンは、無農薬なので、皮まで食べることができます。 しかも、レモンの皮にこそ、栄養があるとのこと。 その成分を科学的に解析します。 ビタミンEと同程度の抗酸化力のあるエリオシトリン、 ビタミンCの細胞内残存時間を2〜3倍にしれくるヘスペリジン、 ビタミンCの酸化を抑えるリモネンとシトラール。

皮には、いっぱいの栄養が含まれている。 凍らせたレモンを擦りおろして料理に使う提案は、 「豊橋方式」としてNHKの「ためしてガッテン」でも紹介されたこともありました。 地元の宿場町の二川では、柏餅が名産であったことを手掛かりに、レモン柏餅を街作りの方と共同開発します。

「私たち夫婦は年間700kgフルーツを食べています。」換算すると、なんと1日2kgの摂取です。(リンゴ1個約300g) ご自分で作ったものをご自分で食べて販売する。 健康で日々前向きに生きている姿は、このフルーツによれるものでしょう。 こちらのページでは、 レモンのさまざまな食べ方を提案されています。

果樹園を見学させていただくと、レモンの花が咲いて、ほんのりと甘い香りが漂って来ました。 小さく丸い緑の実があちらこちらに。 「この実をいかに落とさないかが課題です。」目を光らせながら、今日も格闘されていました。 そして、無農薬ですから、甘い香りに誘われて、必然と虫たちもやって来ます。 虫にも、レモンの芽を食べてしまう害虫もいれば、その害虫を駆除してくれる天敵もいます。 ここが、河合さんの真骨頂でした。

いかに農薬を使わずに、害虫を駆除するか。 すなわち、天敵に活躍してもらうのです。 そのために、河合さんは虫をじっと観察する。 すると、今まで見えなかった昆虫の世界が見えて来るのだと。 天敵が害虫を食べる条件が理解できるようになり、天敵昆虫の技術なるものを確立したのです。 河合さんが書かれたこちらのページも 大変興味深いです。 「子供のころは、一日中、虫を眺めていても飽きない子だった。」 それがそのまま仕事に生かされていることに、やはり無農薬レモン作りは河合さんの天職だったのでしょう。

河合さんは、自然に向き合って仕事をされているゆえに、自然の叡智を授かっているようです。 おもむろに、果樹園に植わっていた雑草を引き抜いて 「ここに見えないかもしれませんが、ダニがいるんです。」 「ダニは小さな蜘蛛。でも蜘蛛は益虫なんですけどね。」 害虫を退治してくれている蜘蛛。殺虫剤などに蜘蛛が描かれているの見ると、 寂しい気持ちになるようで、蜘蛛を弁護しているようでした。

とかく人には偏見や誤解がつきまとうものの、河合さんは、素直に物事を見据えている。 だから真偽が見えてくる。小さな虫たちから謙虚に学んでいるのです。 そこに、自然の叡智なる気づきが降ってくるのでしょう。 そこで、河合さんは、消費者はもちろん、さまざまな人と広く交流するに至ります。 同業者たちのこと、住んでいる街のことにまで関心が及びます。 その気づきの結実が、豊橋百儂人でした。 そして、その気づきとは、責任あるいは愛情の発露にも見えて参りました。 儂人とは、自然から学ぶ責任と愛情に溢れた王国の勇者なのでしょう。

平成27年水無月