ヤットコ鍋をご存知でしょうか。
取っ手が付いていない、ボールのようなお鍋です。
最近でこそ良く見かける、ハンドル着脱式のお鍋の元祖かもしれません。
中尾アルミさんの商品で、アルミ製のしっかりとした作りで、しかも、それほど重さを感じません。
もともと職人世界のお鍋で、家庭用ではあまり見かけません。
しかし、このようなタイプは、家庭用でも十得鍋で、その使いやすさは実証済みです。
十得鍋のアルミ版とも言えそうです。
しかも、アルミ素材ですから、扱いやすく、調理の仕上がりも良し。
もちろん、十得鍋と共通する特徴を持っています。
まずは、入れ子にして収納ができるので場所をとりません。
ボール感覚でお手入れができます。
十得鍋のようにフランジ(ハンドルを着脱する持ち手部分)がないので、
さらにお手入れが楽になると言えるでしょう。
しかし、十得鍋のように布巾等でつかむことはできず、専用のヤットコバサミを使用します。
こちらも、つかむだけのシンプルな作りです。
お鍋本体は、以前もこちらの日本人に相応しいお鍋でご説明したように、底縁部分に丸みがあり、
側面にも熱を良く伝え、熱むらが生じにくいです。そして、洗いやすい。お玉で撹拌もしやすい。
板厚3mmは保温良好で煮物にも相応しいですし、アルミとしては少々重みがでて、安定感もあります。
注ぎ口はありませんが、ハンドルを傾けるだけで、意外と綺麗に注げます。
この和の鍋も見直してみる価値がありそうです。
こちらは実店舗のみの扱いとなります。