当社でおすすめしている圧力鍋は、 ピース圧力鍋ですが、 こちらはIH(電磁調理器)には使用できません。 そこで、IHにもご利用いただけるおすすめの圧力鍋をご紹介いたします。 それが、北陸アルミのエッグフォルム圧力鍋です。 ピース圧力鍋と同様で日本製でアルミ鋳物(アルミキャスト)素材のものとなります。 こちらは、アルミでも鍋底にIHに使用できるように磁性素材が溶射されています。 そのため、アルミ鋳物製でも、IHで使用できるようになっています。
やはり、アルミ鋳物製は、熱伝導性と蓄熱性が抜群ですので、圧力鍋ではその実力を発揮いたします。 圧力鍋は、賢く使用すれば、適温を維持することができますので、美味しく調理ができます。 食材にもよりますが、基本的には、圧力をかける(高温化にする)時間を短めにして、 火を止めてからの余熱を十分に生かすことだと思います。 炊飯時の蒸らしも余熱の有効利用です。 アルミ鋳物の圧力鍋は、そのような使い方には相応しいとも言えます。
底厚は6.1mmですから、頼もしい厚さです。かと言って、すごく重くなる印象ではありません。 (3.0Lサイズで蓋おもり付きで約2600gです。) そして、こちらもピース圧力鍋と同じおもり式ですから、仕組みがシンプルで故障することも少なく、 音によって火を弱くするタイミングを知ることもできます。 また、圧力鍋にとって重要なのは、お手入れのしやすさです。 以下の写真のように分解ができますので、この点もこの圧力鍋の特徴です。 蓋取っ手カバーは外せるようになっています。 中央部がおもりを載せる圧力調整装置となり、その手前には安全装置と感圧装置があります。 これらの部品もある程度まで分解できます。
なお、安全装置とは、万が一圧力調整装置が詰まってしまった場合に代わりに蒸気を逃すところ。 感圧装置とは、圧力がかかった状態では、蓋が開閉できないようにロックされるところ。 毎回の使用前の注意点としては、圧力調整装置の穴がふさがっていないか点検いただきます。 何か異物があれば、付属の掃除棒で除去いただきます。 もう一つは、安全装置内部にある中軸を楊枝等で刺して、上下に動くか点検いただきます。 動きが悪い場合は、中軸を動かしながら水洗いしていただきます。
中央の円柱状のものがおもりです。カバーなども着脱出来て内部まで洗浄できます。
蓋の裏側も部品が着脱できて洗浄できるようになっています。
中心が圧力調整装置で、その横の米印のナット部分が安全装置と感圧装置となります。
内部はフッ素樹脂が塗装されています。 高温化になるとはいえ、120度前後に過ぎません。 油を使うフライパン使いのように180度近い温度で使用する事はありませんので、 安全上の問題はありません。 お手入れの時に、ナイロンタワシ等で磨くことは避けていただきますが、 丁寧に扱っていただけば、汚れも落としやすく末永くご利用いただけます。 圧力鍋はほぼ一生物ですから、高額でも確かな鍋を購入されることをおすすめいたします。 少しの使い心地の違いが、大きな違いとなります。 また、このアルミ鋳物のお鍋は、お料理の仕上がりを良くしてくれるでしょう。 なお、メーカー保証書があり、お買上日から10年間となります。 「おいしい料理の生まれ方」(クッキングレシピと取扱説明書、A4サイズ43ページ)が付属されています。 IH(電磁調理器)での圧力鍋をお考えでしたら、こちらのお鍋をおすすめいたします。
取っ手の横にレバーがあり、こちらを鍋本体側に指で動かすことによって、
蓋の開閉ができるようになります。