この季節におすすめしたいお鍋がチェリーテラス ボンポットです。 こちらはフランス製の耐熱ストーンウェアであり、 ホーローのように金属は含まれておらず、西洋風土鍋の印象です。 ストウブなどの鋳物ホーロー鍋と 比べると軽くて扱いやすくなります。 その表面の色合いは、日本製の土鍋の感性とは違った独特の風合いを醸し出しています。 実用的にも、一般の土鍋と比べて、吸水性が低く、臭いも残りにくく、比較的早く乾燥します。 深鍋と浅鍋があり、それを重ねて調理いただきます。 鍋内は全体から熱がまわり、オーブンのような状態となり、特に焼き目をつけながら同時に蒸す 「焼き蒸し」にはおすすめです。

下に深鍋、上に浅鍋を重ねています。 表面は艶があり健康的なオリーブの色合いです。この形状と色合いが食材を引き立ててくれます。

わが家では、主にさつまいもに使用していますが、石焼き芋のように 甘味が濃厚なスウィーツのような柔らかい仕上がりとなります。 それは、石焼きと同じで、耐熱ストーンウェアは保温性が抜群なため、 じっくりと理想的な熱を食材に届けることができるのです。 すぐに熱の入る電子レンジとは対極ですが、じっくり時間を掛けて理想的な熱を届けることで、 その食材自体の本来のうま味が生まれるのです。 その理想的な熱とは、とろ火あるいは余熱で実現します。 なお、付属の取扱説明書＆レシピでは、おすすめの「焼き蒸し」について、 食材別の目安となる作り方や時間などが詳しく掲載されています。 じゃがいも・さつまいもにカボチャ、鶏もも肉や豚ロース肉などが紹介されています。

こちらが深鍋となります。深鍋とはいえ、基本的には浅型のお鍋となります。

また、ご飯も3合まで美味しく炊けます。この季節、キノコや栗などの炊き込みご飯も楽しめます。 本体も浅型ですから、そのまま卓上に出して、美味しさを演出できます。 そのまま卓上に出して、取り分けていただいて下さい。 このお鍋の存在感は大きく、暖かいものが流れると思います。 もちろん、小人数分のすき焼きや鍋料理にもお役立ていただけます。 予熱には少々時間がかかりますが、（3分程度を目安にして下さい。） 陶板のような感じで焼き物にも重宝です。アスパラガスをはじめ焼肉にも魚介にも バーベキュー感覚で楽しめます。また、煙がたつ心配はありません。 使い方次第で、用途がますます広がりますが、基本的に食材のうま味を生かすお鍋です。

こちらが浅鍋となります。陶板のように焼き物にも利用できます。 加えて、深鍋の方を蓋として使うこともできます。

食材が触れる鍋底面には、浅鍋・深鍋どちらともドットが入っています。 ドットは少し高さがあることで、油を落として、カラッと焼き上げます。 また、蓋となっている方からは、蒸気が均等に食材に落ちるようになっています。 ただ、少々汚れは落としにくくはなります。 なお、電磁調理器ではご利用いただけませんが、オーブンはもちろん、特徴的なのは 金属を含みませんので電子レンジにご利用いただけます。 じっくり時間をかけて食材を生かすフランス生まれのお鍋。 この秋の食卓にお役立て下さい。

浅鍋の上に深鍋が入りこむので、このように重ねて収納ができて場所をとりません。 こんなところにも、作り手の細やかな愛情を感じます。

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