料理道具専門店 フライパン倶楽部

お店のことお店のこと カートカート
商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

子供の尊さ

小さな子供が電車の中で親に語り掛けていました。その話しぶりに、かわいさを越えて尊さを感じました。無邪気とか、あどけないとか表現もできますが、大人にはない独特の魅力があります。それは、尊いゆえに、それを守りたくなる、母性のような感情を引き出してくれます。そこには、われを忘れて利他となる心があります。時に、それは悲しみや苦しみを忘れさせる力も秘めている。そして、自分もまた子供であったことを振り返ることができます。自分が生まれた時に、どれだけの人が自分を祝福してくれたことか。昭和43年生まれの赤ちゃんは、戦後復興がようやく落ち着いて、この子供たちには幸せになってほしいとの愛情が強く注がれました。ちょうど私たちの祖父母の世代が、戦時下と戦後の混乱の真っただ中を生きてきました。そんな祖父母たちは、孫を見て感じるものは大きかったのだと想像します。そんな自分もまた尊い存在であることに気が付きます。すなわち、子供だけでなく、どの人も同じく尊い存在です。尊さとは何か。愛され愛する存在であり、それを追求することが生きることかもしれません。

2026/10/10