神戸のお父さん
弟の義理のお父さんが逝去されました。 お父さんたちは神戸の震災を経験されていて、また弟が婚約していた時に農作業で片腕を失う事故に見舞われました。 その事故の後に、結婚の挨拶で豊橋にご夫妻で来て下さいました。 伊良湖のホテルまで自動車でご一緒させて頂きましたが、明るくて前向きなご様子に安堵いたしました。 その後も、仕事だけではなく、お料理はじめ家事を率先されて行っていた。 そのお姿は、震災で傷ついた神戸の街と重なりました。 ちょうど三十一年目を迎えようとしていますが、「しあわせ運べるように」震災後に生まれた神戸市歌が心に響いて参りました。 「地震にも負けない」ことが、片腕を失っても負けないことにも通じます。 それは人生に起こる困難に負けずに明るく前を向くことを教えていたのだと気がつきました。 逝ってしまったお正月の優しい光は、孫たちに注いでいた優しい眼差し。 そんな孫たちの成長を見届けたタイミングであったのですが、 孫たちも「亡くなった方々の分も毎日を大切に生きてゆこう」と思いを新たにしたのだと思います。 そこに、しあわせ運ぶ未来を感じました。
2026/01/08





