料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

なりわいとは

映画「PERFECT DAYS」を鑑賞しました。東京都の公共トイレをリデザインするプロジェクトを紹介する映画でした。 改めて、公共を思いました。先日、リノベーション関係者の集まりで、ブルースタジオの大島芳彦さんのお話を伺いました。 大島さんは公共とは、公と共を分けて、公はオフィシャルなもので民間は入れない。かたや、共はコモン、パブリックなので、 民間も担うことが可能なものだと。その点では、公共を正しく理解して民間が担い手となること。 そこで、大島さんは、住人を消費者ではなく当事者にすることを求めていました。 それを具現化したのが、店舗と住宅を一体にした「なりわい住宅」hocco。 その時、トイレに付随する特徴的な行為ですが、掃除という営みに「なりわい」を感じました。 究極は自分の手を使うことかもしれません。 映画の主人公はトイレ掃除が「なりわい」でしたが、タイトルのPERFECT DAYSとは何か。 自分の手を使うことの偉大さ、柳宗悦の民藝運動の手仕事を彷彿させます。 ゆえに、フライパンをお手入れすることは、実はPERFECT DAYSに通じる偉大なことかもしれません。

2024/03/12