小学生の買物
親子連れのお客さんが実店舗にご来店されました。 小学校低学年らしいお子さんが、フライパンのことを教えて欲しいと、レジ周辺にいた私のところにやってきました。 私は、フライパンの売場にいたお母さんの使いだなと思ったのですが、大きな勘違いでした。 フライパンを必要としていたのは、お母さんではなくその小学生でした。 「このハンドルとこのハンドルは、どう違いますか。」 的確な質問をしてきて「手触りが違います。」と答えると「重さは、こちらの方が軽くなりますね。」 私が見落としていた視点にも目を留めていました。 自分でチャーハンを作るとのことで、フライパンを探しに来たのだと。 私の接客はいつも以上に力が入って、油慣らしからはじまって、油返し、火加減、お手入れ、 チャーハン作りのコツまで説明させて頂きました。 満足そうに店を後にしてくれたのですが、その買物を見守るお母さんのあり方にも目が留まりました。 子供の自主性を尊重して、静かに見守りながら、最後に支払いだけを済ませる。 この子は、将来どんな子になるのだろうか。フライパンとともに大きく育つ予感です。
2024/02/20





