料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

三者が喜ぶ価格

この四月より消費税を含めた総額表示の義務化で、値付け作業に従事していました。 改めて、商人にとって価格とは何か。 通常は、メーカーが原材料費等のコストを勘案した希望小売価格、定価を提示してくれます。 その定価には、商人の利益を確保することが考慮されています。 その時、商人は、顧客とメーカーとの間にあって、どちらにも納得してもらう価格を決める立ち位置にあります。 いくら品質が良好でも、高額であってはなりません。 逆に、いくら値ごろ感があっても、品質やサービス等が劣っていてもなりません。 加えて、商人は、自店の従業員に報酬を与えなければなりません。 その点では、顧客が納得される上限を見定めることが肝要です。 顧客が喜び、メーカーが喜び、従業員も喜ぶための価格を設定する。 その点で、過度な安売りとは、結果としてメーカーを取り巻く業界全体が疲弊してしまい、従業員を長く養うことができません。 その意味では、常にバランス感覚が問われていて、それが価格に反映されることが分かります。 値付けとは、顧客、メーカー、従業員の三者と向き合うことでした。 

2021/04/03