料理道具専門店 フライパン倶楽部

お店のことお店のこと カートカート
商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

叔母の最後

「医療とまちづくり」と題して、ねりま健育会病院病院長の酒向(さこう)正春さんのお話を伺いました。 「立派に生きて立派に死ねる街」を提言されていましたが、 現役を退いた方々の視点での街づくりに、はっと気づかされました。 定年後に社会参加して、生き生きと活動できる街。高齢者や後遺症を持った人たちにも優しい街。 そのために、病院のあり方も今までとは違って、より地域と一体になることが期待されます。 ちょうど叔母が近隣の病院でお世話になり、最後を迎えていました。 そこでは、叔母のために、お医者さんや看護師さん、家族や友人との濃密な時間が流れていました。 死に際に立ち会えた家内は、看護師さんたちと一緒に泣くことができたそうです。 叔母の死を通じて、改めて人生で大切なものを教えて頂きました。 病院や街そのものではなく、温かな人たちであり、その人たちと交流できること。 「何に価値を感じているのか」酒向さんは、ともに働く人たちに問いかけるそうです。 街の住人も同じであり、各々がそれを考えていくこと。そこに温かな交流が待っています。

2020/02/22