料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

受刑者のいのち

豊橋商工会議所の議員として、豊橋刑務所を視察いたしました。 場所は豊橋公園のお隣にあり、散歩などで前を通るものの今回初めて立ち入りました。 所内運動場の周りには高い壁があり、その上には何本もの電線が敷かれていました。 今日は女性受刑者の施設となり、そのほとんどが女性で172人。 その半数が覚醒剤取締法違反で平均入所回数は2.4回。犯罪は繰り返されています。 淡々と作業をされている女性たちを目の当たりにして、目が潤んで参りました。 「星の数ほどいる人の中でたった一人の存在」 自由を制約されているゆえに、愛おしさがあふれ、人間の価値に触れた瞬間でもありました。 同じ人間であるものの、その立場の違いを通じて、自分は何者かと問われているようでもありました。 受刑者の再犯を防ぐことが課題である一方、そこで働く刑務官の離職率の高さが課題ともなっていました。 法と言う正義は、時には人の命を奪う厳しさを持ち合わせています。 法を執行する者だけに委ねず、地域社会や一般市民の愛情、少なくとも関心が必要だと感じました。

2019/12/17