料理道具専門店 フライパン倶楽部

お店のことお店のこと カートカート
商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

御前崎のお土産屋

太平洋の波を受ける御前崎を訪問いたしました。 映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった燈台の下に、 おばさんが一人で切り盛りしているお土産店がありました。 そこのお店は、今年で50年を迎えて、ちょうど開店の時に、娘さんを出産されたお話を伺いました。 震災以降は、ぐっと観光客が減ってしまったことを寂しく語ってくれましたが、 一人でお店を守っているお姿には、何か強い思い入れを感じました。 その後に、停止している浜岡原子力発電所を訪れました。 ここの原子力発電所もちょうど50年を迎えていました。 建設時の地元の方との交渉が映像化されていました。 三千人以上の雇用を生み出して原発の街となったのですが、原発は止まったままです。 水と同じく電気も、その歴史をたどると、支払っている料金以上の何かが背後にあったことが分かります。 そして、お店という存在も同じかもしれません。 それは、喜びも悲しみも幾歳月が詰まったものでしょうか。 大きな時代の波も受けている街を訪れて、守っていくべきもの、変えていくべきものは何か。 同じく自分の店も問われていると思いました。

2018/06/14