料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

ミルトンの生きがい

NHKのEテレ「100分de名著」にて、神谷美恵子さんの「生きがいについて」が紹介されていました。 4回シリーズの第3回「生きがいを奪い去るもの」では、 失明したジョン・ミルトン、障害者の子供を授かったパール・バックの苦悩が語られていました。 彼らの「失楽園」「大地」と言った文学作品は、そんな苦悩から生み出されて来たことがよく理解できました。 「私が弱ければ弱いほどあざやかに輝き、私が盲になればなるほど、私の視力は明らかになるであろう。」 光を失ったミルトンは、その生きがいが表出されて来たと語ります。 久し振りに、テレビの前で嗚咽してしまいました。 しかも、解説していた若松英輔君は、同じ時期に大学で学んでいた同級生であり、 彼の活躍ぶりを頼もしく思いました。 最近も、苦海浄土の石牟礼道子さん、イタリア文学者の須賀敦子さんなど、 いのちの言葉を紡がれる文学者たちを分かりやすく紹介されています。 ちょうど今月五十の誕生日を迎えたのですが、エールを送って頂いた誕生日プレゼントのような番組でした。 御礼とともに、私も同級生に負けてはいられないと思いました。

2018/05/30