料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

長崎原爆資料館の絵

長崎原爆資料館を訪れて、その場で立ち尽くして、涙があふれて来た一枚の絵がありました。 その絵は、二人の少女が振袖姿で木材の上に寝かされて、煙が立ち込めている。 周りには手を合わせる人、立ちすくむ人がいて、二人の少女を今まさに焼こうとしている。 タイトルは「悲しき別れ-荼毘(だび)」 後で調べてみると、作者の松添博さんのコメントがありました。 それは、8月19日に爆心地より少し離れた畑の中で実際に出くわした光景。 「あの頃 見たこともない立派な着物を2人とも着ており、 先ずその着物のあまりの美しさに私は我を忘れて見とれていました。 顔をみるとどこにも傷の跡は見られず、薄化粧がしてあり、その顔の美しさにも息をのんで見ました。 死んではじめて着せられた晴着、死んではじめてされた化粧、 周囲の心遣いが逆に何とも哀れでなりませんでした。」 人の尊厳とともに、人を弔うとは何かを語ってくれているようでした。 しかも、そこには、原爆への怒りとともに、平和を次代につなげていく意思がみなぎっていました。

2016/11/20