料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

象列車の大人たち

東山動物園に行って来ました。 そこには、あの戦争を生き抜いた象の物語が紹介されていました。 戦前は東洋一と言われた東山動物園ですが、 食糧不足と殺処分の果てに生き残ったのは、わずかの動物と象2頭のみ。 そこには、当時の北王英一園長はじめ関係者たちの汗と涙がありました。 「常時鎖で前足を拘束するから」象の助命を嘆願して処分を延期してもらう。 また、軍関係者も、象の餌の調達を黙認。 そして、この2頭の象マカニーとエルドが、戦後の子供たちに夢と希望を与えます。 東京の子供たちは、一頭の象を上野動物園に譲って欲しいとの陳情を届けますが、 その2頭のつながりが強く引き離すことができません。 そこで、占領下の国鉄では、GHQと掛け合って象列車という特別列車を走らせます。 全国から子供たちが東山動物園にやって来ました。 これらの背景には、子供たちのために情熱を注いだ大人たちの存在が分かります。 ふと祖父に手を引かれて動物園に行った、幼少時の自分が思い出されました。

2016/08/16