センポの自由
映画「杉原千畝」を鑑賞しました。 リトアニアの領事館領事代理として、国の訓令に背いて、ユダヤ人たちを救出するビザを発給いたします。 千畝(センポ)の苦悩は今日も伝わって来ます。 「訓令を受けた日、一晩中考えた。 果たして浅慮、無責任、我無者ら[原文のママ]の職業軍人グループの、対ナチス協調に迎合することによって、 全世界に隠然たる勢力を擁する、ユダヤ民族から永遠の恨みを買ってまで、 旅行書類の不備、公安配慮云々を盾にとって、ビザを拒否してかまわないのか。 それが果たして、国益に叶うことだというのか。 苦慮、煩悶の挙句、私はついに、人道、博愛精神第一という結論を得た。」 一個人の判断で国に背いたことは異論があるでしょう。 しかし、センポには、自由な意思がありました。 母校ハルビン学院のモットーは自治三訣。 「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして、報いを求めぬよう」 個人が自分で責任を負って自分で決断して行く。 わが国が標榜しているものこそ、その自由です。
2015/12/14





