料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

太郎×正義

小学校2年生の甥は、夏休み中に、店にやって来て、休憩室で一人絵を描いていました。 その絵は、色合いといい、構成といい、私の心に響いて参りました。 「こうちゃん、いいねえ~。」 昨日、豊橋美術館で「太郎×正義」の特別展で、岡本太郎の言葉に出会いました。 「子供を見ていて、不思議に思うことがある。仲間が表でワアワア、 キャアキャアいって、面白そうに遊んでいるのに、一人で、わき目もふらずに絵を描いていたりする。 そばにおいしいお菓子があっても、ふり向きもしない。その目つき、手つきは、小さい炎のようだ。」 その言葉に、甥が重なりました。 特別展では、日展に抗って「東京展」を開催した岡本太郎と豊橋出身の中村正義との作品が展示されていました。 日展という一つの物差しだけでは、自由な創作はないのでしょう。 大人こそ、一つの物差しに気を付けて、無条件に子供を受け入れるべきです。 太郎と正義がしたかったことは、日本の画壇を変革すると言うよりも、 子供たちの生命の輝きを消したくなかったのでしょう。

2015/09/03