うなぎ店の同級生
夏に生まれた娘の誕生祝いに、両親がうなぎ店でご馳走をしてくれました。 すると、そこのうなぎ店は、私の幼稚園時代の同級生の店でした。 わが家とも同じで、家族で仕事に取り組んでいました。 店の前に公園があり、当時遊んだ記憶がよみがえります。 店を出るときに、「茂君元気ですか。」と声を掛けると、 カウンターの向こうに、お父様と共に、焼き場に立つ彼が微笑んでいました。 40年ぶりの再会でしたが、すぐに分かり合い、お母様も覚えてくれていました。 そこに、奥様、そして子供たちも顔を出していて、「仔羊幼稚園に通っている。」と教えてくれました。 その幼稚園は、当時私たちが通っていた園です。 家族総出で見送りの様相でしたが、家族でともに店を営んでいる姿は麗しいと思いました。 この暑い時季に、火の前に立って、うなぎをひたすら焼く。 そんな彼の姿に畏敬の念を抱きました。 やはり、その味は素晴らしく、暑さに負けない力をもらいました。 進路に迷う娘も、そのご家族に触れて、勤労の尊さを感じたことでしょう。
2015/08/06





