南原総長の贈る言葉
安保関連法案が衆議院を通過しました。 首相は、集団的自衛権を隣家に入った強盗で説明していました。 安保関連法案は、あくまで自分の家にも危険が及ぶ時に、隣家を助けることができる。 自分の家に危険が及ぶと言う条件が付いており、 その点では従来の憲法解釈を踏襲しているのでしょう。 その時、憲法9条の本質が見えて来ます。 すなわち、自分に危険が及ばなければ、相手を助けることができない。 しかも、同盟のお相手には、相手に危険が及ばなくても助けを求めて当然としている。 この自分の安全しか考えない態度は、子供たちにはどう映るのか。 そして、子供たちにとっての幸せとは何なのか。 東京大学の南原繁総長の岩波新書に手がかりがありました。 南原は、卒業式で語っていました。 「私は諸君の将来に対し、あへて世のいわゆる幸福な生涯を望みはしないであろう。 ただ、その中に生き、同胞と苦難を分ち、真理と正義のために戦ったという人間として生き甲斐ある 満足な生涯を持たれんことを心より祈る者である。」
2015/07/16





