料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

市長ではなく市民

大阪市長の晴れやかな表情を拝見しました。 「市民はいろんなことを考え、悩まれ、非常に重い判断をされたと思う。 日本の民主主義が相当レベルアップした。」 今回の住民投票を通じて、眠れる大阪市民は、市民としての自覚、当事者意識を 呼び覚まされたように思います。僅差での結果であったことは、 それでも投票しなかった市民たちにも訴えるものがあったことでしょう。 住民投票の本質は、都構想の是非を問うよりも、まずは土俵にあがることなのだと。 他人任せにせず、自分たちの街は、自分たちで考えて悩む。そして、自分たちで決める。 主権者とは、市長でなく市民である。 それを示すことができたので、あの表情が浮かんだのだと想像します。 かたや、市長は語ります。「こんなに大層な喧嘩を仕掛けたのに命を取られない。 民主主義という政治体制は本当に素晴らしいですね。」 しかし、命が取られないからこそ、覚悟も責任も軽薄になってしまいやすい。 市民もいつしか眠ってしまう。そこに民主主義の危うさも潜むのでしょう。

2015/05/19