迷い猫ふーちゃん
帰宅すると、妙に家族のテンションが高く、いつもと違う空気が流れていました。 その顛末を聞くと、お隣の飼い猫が、突然わが家に飛び込んで来た。 家内も子供たちも、悲鳴をあげたそうです。 それに猫も驚いてしまったようで、2階に駆け上がり、部屋の中に入ってしまいます。 対応に苦慮した結果、飼い主を呼ぶことにしたそうです。 「ふーちゃん」と飼い主が呼ぶのですが、「いないみたいですね。」 「そんなことはありません。」 よくよく探していただくと、椅子の下に固まって震えていたそうです。 その数分後に、私が家に戻ったのですが、家人たちは興奮冷めやらぬ様子。 しかし、私は、震えていたふーちゃんに何だか同情してしまいました。 飼い主の懐の中で、さぞ安堵したことでしょう。どうして、わが家に入って来たのか。 新美南吉の「ごんぎつね」が思い出されました。 兵十のように、ごんの善意を知らずにいただけなのかもしれません。 もしかして、不審者を追い出すために・・・。 誰かを責める前に、まず事実をよく見極めることです。
2015/02/12





