消費者偏重の罠
外国人観光客による特需のために、商品がメーカーから入荷しません。 メーカーの体制にも課題はありますが、これを経験すると、納品の有り難さが身に沁みます。 メーカーあってこそ、小売業は成立します。 ところが、消費者偏重の時代になると、その真理を忘れてしまうようです。 とにかく消費者が喜べばよい。 そんな時に、新潮45という雑誌で「出版文化こそ国の根幹である」が特集されていました。 本や雑誌の売上は、一時期の半分に落ち込んでしまい、街の本屋さんも激減。 その原因は、消費者たる読者を神様にしたてた結果のようです。 新刊本も図書館ですぐに予約できて、リサイクル店で購入できてしまう時代。 読者に好都合であれば、これらが是認されてしまう。 時同じくして、スカイマークも、消費者のためにと出発しましたが経営破綻。 どこの業界も同じようです。消費者だけでは偏るのです。 一部でなく全体を見る。当座でなく先を見る。 その上で、それを正々堂々と主張できる人が、どの業界にも求められています。
2015/01/30





