言い草の9条
憲法の前文で掲げる「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」 という一文は崇高なものです。 首相が展開する外交は正しい方向性だと思います。 イスラエルとパレスチナを仲介できる立場にこそ、日本の存在意義はあります。 しかし、今回のような人質事件が起こると、9条の条文を言い草にして逃げてしまうようです。 聖書には、よきサマリア人の話があります。 死にそうになっている旅人が道端に横たわっていた。 ユダヤ人や宗教指導者は、そのそばを通り過ぎます。 しかし、ユダヤ人たちには嫌悪されていたサマリア人は、 自らが責任を負って、その旅人を介抱します。 アフリカや中東で、悲劇が起こっているのに、 「わが国には、憲法9条がありますので。」したり顔で通り過ぎてしまう。 断固とした決断を政府ができないとしたら、国民の覚悟が足りないのだと思います。 少なくとも人質となった人たちには、その覚悟があったのだと思います。 今回の事件は、首相ではなく、国民一人一人の覚悟が問われています。
2015/01/24





