真実を知るために
公職につく者は、自分の発言には細心の注意を払う必要があります。 マスコミを経由すると、その発言の一部分だけを切りとられて、 前後の脈絡がないままに意図しない発言にされてしまうこともあります。 昨今のツイッター等での短文またはワンフレーズが流行となれば、ますます誤解はつきまといます。 複雑で繊細な政治外交問題などに関しては、特にこの点での慎重さが求められます。 マスコミとの信頼関係も必要ですが、ぶら下がりでの発言も一考の余地ありでしょう。 大阪市長の発言にしても、慰安婦を容認している訳ではなく、 時の政府を擁護する国益にかなう発言でもあるのでしょう。 それが、いつしか女性や米国を蔑視する発言と受け取られてしまう。 そして、市民の側も、ワンフレーズだけで判断するのではなく、 発言者の真意を知る努力が必要です。 新聞報道では見出しだけではなく、全文を読みこなして真意を理解しようとする態度も必要です。 真実を知る行為とは、鵜呑みにすることではなく、主体的なものです。
2013/05/20





