富士山の案内板
新緑の季節は、山が私を呼んでいるようです。 良く晴れた日に、住居の裏にある松明(たいまつ)山に登りました。 標高258メートルの山頂は、素晴らしい眺望が広がっていました。 その眺めに気をよくしたのか、何かに誘われるように、 さらに東に向かって、山頂伝いの道を歩いて行きました。 すると、絵馬と同じサイズの木の板が、人の目線と同じところに、 針金のようものでくくり付けられていました。 何かなと目を運ぶと、「天気が良いと、ここから富士山が見えます」 と手書きで書かれてありました。 加えて、そこから見える富士山がクレヨンで描かれていました。 前方をよく見ると、その絵と同じ光景があり、そこに富士山が浮かんでいたのです。 知らなければ通り過ごしてしまうところでした。 そんな案内板に、作り手の暖かな気持ちが伝わってきたのです。 情報という言葉は、「情」が付いているのが何だか分かったようでした。 フライパン倶楽部も、文字通りの情報をお伝えして、 この案内板と同じような存在になれればと思いました。
2013/05/13





