料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

松永スピリット

震災のあった日に、東京電力の社長は関西にいたそうです。 いち早く本社に戻るために、名古屋から自衛隊の飛行機をチャーターしたのだそうです。 しかし、防衛庁長官の命令が入って、一旦離陸したもののUターンして名古屋に戻る。 本社に到着したのは翌日となります。 その時、なぜ社長は、危急の状況を説明して、政府に喰いつかなかったのか。 今日に至るまでの対応を象徴しているようです。 かたや、東電の創業者である松永安左エ門(やすざえもん)さんを思い起こします。 戦争を前にして、電力会社は国営化されてしまいます。 その時、松永さんは、民営化にこだわり、政府に喰いついて、最後は会社を去ります。 終戦後は、電力再編成に参加して、GHQに粘り強く交渉。 九つの民間会社を見事に巣立ちさせます。その後の料金値上げも妥協はありません。 「電力の鬼」と呼ばれた松永さんの鬼気迫る態度があってこその東電であり、 自立した東電あってこその戦後復興だったでしょう。 東電よ、松永スピリットは何処へ? 

2012/05/05