料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

特攻機と新幹線

六十五年目の夏を迎えるにあたり、図書館である事実を知りました。 特攻機を設計した海軍の技師。 速度をあげるために機体先端は流線型に。 しかし、着陸のための車輪はありません。 それは、敵機とともに自爆する飛行機だったのです。 搭乗した多くの若き特攻隊員が、帰らぬ人となりました。 終戦を迎えた三木忠直(ただなお)さんは、自責の念に駆られます。 その時、心に響いて来たのが、聖書の言葉でした。 「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、私のところに来なさい。」 重荷を下ろせる先を見出します。 すなわち、十字架の意味を深く悟ったことでしょう。 そして、顔をあげて立ち上がります。 すると、持てる技術と才能を生かす道が備えられていました。 それが、同じく流線型を採用した新幹線。 戦後復興の偉大な立役者であり、未だ死傷者を出さない安全性を誇ります。 快走する姿は、まさしく、平和のシンボル。 あの戦争は、この夏も問いかけます。いかに生きるべきか。 三木さんは、ご自分の義務と責任を果たされました。 

2010/08/16