料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

音吉を求めて

わが故郷の渡辺崋山が自刃に至る契機となるのがモリソン号事件。 それに乗船していた一人が、音吉と呼ばれる愛知県の漂流民でした。 わが故郷の海の近くで遭難します。 14か月も太平洋をさまよい、奇跡的に北米大陸に漂着。 奇特なイギリス商人に助けられて、中国のマカオに送還されます。 そして、鎖国化の日本に帰るのがモリソン号。 ところが、浦賀で砲撃されて、痛恨の南下。 その途上で、われらが故郷を横目に通り過ぎます。 その時、崋山は、その船を見たのかもしれません。 この音吉について、もっと知りたいと思った時に、中学時代の英語塾の先生の文献に目が留まりました。 そこで、先生のご自宅を訪ねます。 先生は、わが故郷の知性たる存在で 「本人よりも僕の方が詳しい」と自負するジョン万次郎の研究者。 先駆者としての崋山から始め、ジョン万、そして福沢諭吉のつながりを教えてくれました。 そして、「にっぽん音吉漂流記」を読んでくるように。 久しぶりに先生の生徒に戻りました。「今度は、もっと詳しく教えてあげるよ。」

2010/07/15