山口多聞の最後
わが故郷は、ゴミゼロ運動発祥の街です。 合言葉は、「自分のゴミは、自分で持ち帰りましょう」 毎年5月30日は、ゴミゼロの日として、この運動の推進活動が展開されます。 もともとは、豊橋山岳会の故夏目久男さんが、山に散乱するゴミに憂えて始まります。 しかし、これは単に環境美化にとどまらず、果たすべき責任を教えているのです。 それは、失敗や損失をだした場合に、その責めを自分が負うことです。 負う主体は、他人でなく、自分なのです。 鳩山さんが責任をとって首相を辞任しました。 一国の首相の責任のとり方とは、辞任をもって完結するものでしょうか。 鳩山さんが「命がけで」沖縄の問題に取り組むと言われた。 その数日後に、首相を辞任して、政治家まで辞する。 ふと、帝国海軍の山口多聞(たもん)提督のことを思い出しました。 ミッドウェー海戦で指揮する空母が被弾。 戦闘能力不能を悟ると、即座に総員退艦を命じます。 しかし、ご自分は退艦を固辞。沈む戦艦と運命を共にします。 これが、大先輩の責任のとり方でした。
2010/06/04





