追随ではなく提案
商品を企画する方と話し合っていました。 これからは、一人暮らしのお年寄りがますます増えてくる。 その社会情勢に合わせて、保存容器を上手に提案できないか。 その時ふと、我に返ったのです。 商品とは、社会情勢に合わせて売るものなのか。 もし、そんな便利な商品ができたとしても、お年寄りは本当に幸せなのだろうか。 まずは、一人暮らしを疑ってみる。今のままでよいのか。 知恵を絞るなら、家族一緒に生活できないものか。 本来みんなで食べれてこそ幸せではないのか。 かえって、便利な商品が、一人暮らしに拍車をかけてしまっている。 まるで、一人暮らしを奨励しているかのように。 本来小売店とは、消費者の生活に追随する存在ではなく、 消費者に生活を提案する存在ではなかったのか。 こんな時代だからこそ、時には、耳が痛いことも訴えるべし。 考えもなく、消費者に追随するばかりでは、 この国の前途は暗く、もはや後戻りもできなくなります。 小売店は何のためにあるのか。イオンもセブンも原点に返る時だと思います。
2010/04/23





