桜の使命
桜の花が咲き始めた頃に、春の嵐がやってきました。 ああ~桜の花びらが散ってしまうと思いきや、それほど散っていないのです。 不思議だなあと思いつつ、夜のNHKニュースでもその話題が持ち上がっていました。 同じことを感じている人はいるものです。そして、研究者の解説。 受粉という役割を果たすまでは、花びらは非常に強く付いているのだと。 花びらは、虫などが受粉しやすいようにある。 そこで、咲き始めの花びらを引っ張って実験していました。確かに強そうです。 そして、その役割を終えると、今度はそれとは裏腹に、潔く散って行く。 何か、創造の神秘を見るようでした。 創造者を信じる私にとっては、ならば、人間も同じではと悟ります。 人間もすぐに散ってしまいそうな弱さを秘めていても、 その役割を果たせるように創造されている。 今年の春の嵐は、特別に強かった。しかし、桜はじっと耐えていました。 それは、この時代を生きる私たちにも、優しく語りかけているようです。 あの桜花を見よ、汝使命ある限り、如何なる嵐にも負けじ。
2010/04/03





