料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

ダンボールの島

ある国内のメーカーを訪れました。 広々とした敷地に工場があるのですが、現在では稼働していません。 海外の工場で作ったものを、検品して組み立てる倉庫となっています。 ところどころにある機械は、寂しく風化しています。 そこで、見かけたのがダンボールの置いてある島。 「これが悩みの種なのです。」 それは、代理店や小売店から戻って来た返品の山でした。よく知っている百貨店問屋の名前が送り状に見えました。 そのほとんどが着払いの送り状。 新商品が出たり、ある企画が終われば、売り切らずに 返品するのが大手小売店の慣行と聞いたことがあります。 市場が大きかった時は、それで通用してしまったのでしょう。 しかし、買ったものは、売り切るのが責任というものです。 消費者のためとは名ばかりで、小売店のエゴを見るようです。 メーカーも、その慣行に未だ引きずられている。 こんな状態では、どちらも不信感が増すばかりです。 稼働していない工場。 メーカーの現状に心を傷めてこそ、明日の小売業があると思います。

2010/03/20