教団教派を越えて
「あと10分遅れていたら、命はなかった。」 教会堂をすべて流されてしまった被災地の牧師とお会いしました。 基督教会には、今日に至り、いろんな教団教派が形成されています。 カトリックがあり、プロテスタントもある。 ところが、この震災によって、教団教派という壁も崩れています。 被災地の牧師同士が、手を取り合い、心を一つにしている。 私はプロテスタント出身ですが、カトリックの皆さんからは多くを教えられています。 この時期「国家に頼らず自ら行動を」と訴えるのは、作家の曽野綾子さん。 適正価格にこだわる商売の本道を行くのは、チェリーテラスの井手櫻子さん。 きちんと出汁をとった家庭料理を奨励するのは、お料理研究家の辰巳芳子さん。 この三方とも、大衆には迎合せず、先を見通した卓見とご自分をお持ちです。 主からの責任と使命を強く自覚されている。 被災地の瓦礫の中で、牧師は十字架を建て上げました。 それは、主イエス様が大きな手を広げているようです。 主のみもとでは、カトリックもプロテスタントもありません。
2011/05/07





