料理道具専門店 フライパン倶楽部

お店のことお店のこと カートカート
商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

これからが始まりだ

今回の震災は、日本人にとっての転機となりうるでしょう。 しかし、それを転機とするか否かは、各人の手の中にあります。 甚大な犠牲者のためにも、危機を乗り越えただけで終えたくはありません。 聖路加国際病院の日野原重明(しげあき)先生は、信仰の大先輩です。 先生にも、転機があったそうです。 1970年3月31日、よど号事件に遭遇。搭乗していた飛行機がハイジャックされます。 目の前には、爆弾や日本刀を手にする犯人たち。 膠着状態が続き、飲料水も一日150ccに制限をされて死を覚悟します。 ところが、4月3日に至り、韓国の金浦空港で解放。 タラップを降りて、土を踏んだその瞬間だったそうです。 「これからが始まりだ!」と思いを新たにします。 終わったのではなく、始まった。 生きているのではなく、生かされている。 今までは、自分のためだったが、今度は人のために生きるのだと。 齢五十八の春。それから、今年百を迎える日野原先生の活躍は、言わずと知れています。 同様に、私たちの生き方を刷新する好機到来です。

2011/04/01