ひとりの小さな手
何かを呼び掛けて、それに答えてくれる人はわずかだと思います。 それが、自分の利益になることであればいざ知らず、 みんなの益になることであれば、なおさらその数は減って行きます。 この時代に、交通安全、防災防犯などを啓発することは難しいことです。 そのような努力をしていると、風を追うかのような、むなしい感覚も時に沸き上がります。 しかし、自分の経験では、最低でも一人は答えてくれる人が現れます。 このたった一人によって、人間は励まされる者だと思います。 それが人間の素晴らしいところなのかもしれません。 そうであれば、たった一人の人間である私も、誰かを励ますことができる。 まさに一人の力は偉大なりと思うのです。 本田路津子さんの「ひとりの小さな手」という歌を思い出します。 「一人の小さな手、何もできないけど、それでも、 みんなの手と手をあわせれば、何かできる。何かできる。」 実は、一人は何でもできるのかもしれません。その一人の力を呼び起こしてくれるのは、 一人の人間なのだと思います。
2014/06/07





