やむにやまれぬ大和魂
大河ドラマ「八重の桜」と映画「連合艦隊司令長官 山本五十六(いそろく)」が同じ日にテレビで放映。 会津藩主・松平容保(かたもり)は、ペリー来航時に、米国とは戦わず開国和親を進言します。 同じく、山本五十六は、ドイツとの三国同盟を忌避して、米国とは戦えないことを進言します。 容保の意見は容れられ、米国との衝突は回避。日本は独立を保持します。 ところが、どこまでも幕府に忠実な容保は、会津藩の悲劇を招きます。 かたや、五十六は自分の意見が容れられずとも、米国との戦いでは最前線で指揮を執るに至ります。 そして、自らは空に散り、大きな悲劇を招きます。 二人とも周囲の空気には流されず現実を見据えていました。 しかも、結果が不本意なものであったことも重なります。 すると、吉田松陰の歌が思い出されました。 「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」 二人にも、その悲劇は予見できたのかもしれません。 然らば何故。それは、明日の世代への継承を見据えていたのでしょう。
2013/01/14





