ハナミズキと子供たち
当店のあるマンションの中央には、ハナミズキの木があります。 こちらの木が、3年ほど経過しても育ちが悪いため、別の木に植え替えることとなりました。 この植え替えに取り組んで下さっているのが、小学校の校長先生であったマンションの住民です。 その方が、この木の生育ぶりを「100に対して55」ほどと言われていました。 そして、この木を捨ててしまうのは惜しいので、街路樹として歩道に植え替えたいとお願いがありました。 その時、歩道を管理する組合の代表として、「100に対して55」の木を植えるのは、皆さんからの理解が得にくいと言ってしまいました。 その方からすると、歩道の植え込み先は、日の当たりが良いところで、もしかしたら再生するかもしれない。 その時、教育者の一面を垣間見たようでした。自分が育てた木には、愛着が伴っているとのこと。 ハナミズキの木と子供たちが重なりました。 多くの子供たちを育ててきた先生は、今は見劣りをしても、いつかは必ず花を咲かせる時がくると信じて来たのでしょう。 そんな心こそ、まちづくりには大切なのだと教えて頂いたようでした。
2023/04/18





