公私相半ば
町内親睦のバス旅行で、岐阜県恵那市の岩村町へ。 ちょうど、お隣の席は、豊橋技術科学大学の職員をされていた方でした。 「近い将来、技科大からノーベル賞が出そうですね・・・」 道中、大学談議に花を咲かせました。 私にとっては、技科大は、日本のMIT(マサチューセッツ工科大学)と期待しています。 どうやら、そのMITとは、運営資金が格段に違うようなのです。 国からではなく、卒業生などの寄付が主体。 社会で成功した卒業生たちが、母校に厚く還元するのです。 日本では、この寄付の文化は希薄。なぜか? 旅先の岩村町は、古い街並みを残す城下町。 そこは、儒学者の佐藤一斎(いっさい)の出身地でした。 案内役の方によると、小泉元首相が一斎を紹介して知名度を上げたそうです。 国会でも一斎の言葉を取り上げては語っていました。 「自分が楽しむと同時に、公のために尽くすことに喜びを感じる公私相半ばできる人間が望ましい」 公私相半ばできる人間。これぞ大学教育の目標でしょう。 すれば、大学も自然に繁栄します。
2010/11/25





