共苦
大学時代に東京都杉並区に住んでいて、高井戸にある浴風会の老人ホームでボランティアをしていました。 浴風会という名前は、論語が出典で、川で水を浴び、夕涼みをして、お年寄りと子供たちが手を携えて歌いながら帰るという一節から命名。もともと関東大震災等により自活できなくなった高齢者を援護するために設立されました。 そこに、レインボーという喫茶店があり、ウェイターをして、お年寄りと話に花を咲かせていました。 そんな当時の自分を省みる機会を与えてくれたのが、神奈川県川崎市でNPO法人ホッとスペース中原を主宰する佐々木炎さんでした。 コミュニティとは何であるのか。「com(共に)という言葉が意味するように、共に生きる包括的な共同体。 munitは、負担、重荷、好意などを意味して、それらを共有するつながり。」 その著書にサインを頂きましたが「共苦」と直筆下さいました。 そこに佐々木さんの強い覚悟を感じるとともに、自分のあり方を問い掛けているようでした。 ますます高齢者は増えています。もう一度、目の前にいる隣人に向き合って参りたいです。
2024/10/12





