別所先生の授業
郷土の会誌で別所興一先生が「戦争体験と戦争責任」という論文を掲載していました。 先生は、私の高校時代の社会科の先生でしたが、当時近代の歴史を語れなかった事情も綴っていました。 いわゆる戦争責任とは、戦争を遂行した当時の人たち、 および国家レベルにおけるものを差すのだと思います。 国家レベルの方は、私たちの世代までつながっています。 そこで、責任とは何か。それは、過ちをなどを犯して罪を償うことと合わせて、 より広い意味では、未来に向けて、自分の天命を生きることなのでしょう。 天よりの命に応える。 その命は、過去とつながっているので、歴史を学んで、現在の立ち位置を知る必要があります。 そんな時、南太平洋の島々に慰霊の旅をされる陛下の言葉が身に沁みます。 「その人々の死を無にすることがないよう、常により良い日本をつくる努力を続けることが、 残された私どもに課された義務であり、後に来る時代への責任であると思います。」 ふと、思いました。時代を越えて、別所先生の授業は続いています。
2015/04/18





