双子の赤ちゃん
お店がぱっと明るくなった瞬間でした。 ベビーカーに載った双子の赤ちゃんがご来店下さいました。 私がじっと見つめると、きらきら輝く大きな瞳で嬉しそうに見つめ返してくれました。 お店のお客さんである中国生まれのお母さんも、日本の大学で研究を重ねて来た方でしたが、 子供たちを紹介できることが何よりも嬉しそうでした。 そんな母と子の姿には、もはや中国人あるいは日本人と言う区分けはなく、何か突き抜けているものを感じました。 今年もイスラム国のテロ事件から始まり、パリでのテロ事件で暮れてしまう一年でした。 合衆国では、異教徒は入国禁止という主張も是認される空気もあるようです。 しかし、母と子の姿は、忘れてしまったものを思い起こしてくれるようです。 肌の色ではない。何を信じているかではない。無条件で人間には気高き尊い価値がある。 互いがともに受け入れ合い、互いがともに手を取り合ってこそ、クリスマスは迎えることができます。 この時代も、幼子のつぶらな瞳は、静かに語ってくれています。
2015/12/18





