女の子とお姉さん
駅前大通りを歩いていると、歩道の真ん中で中学生の女の子がじっと下を見て立っていました。 近づいてみると、小さな鳥が動かずに伏せっていました。 それは「幸せの王子」に出てくる燕のようでした。 声を掛けると、「お姉さんがコンビニでビニール袋をもらいに行ったのを待っています。 それまで踏まれないように見ています。」道端で中学生とそのお姉さんが、 この小鳥を通じて出会い、どうしたらよいのかを話し合ったのだと理解しました。 それを知り、この二人の連携プレーに、さわやかな風が吹き抜けるようでした。 思わず「ありがとね」その場を立ち去ると、ビニール袋をもったお姉さんが私の前を急いで駆けていきました。 その後、二人がどうしたのかは見届けませんでしたが、丁重に拾い上げて、また二人で相談して、 どこかに埋葬したのではと想像しました。痛みを感じる中で、どうしようと迷ったものの、 二人の判断と行動に大切なものを教えて頂きました。 そして、その二人の出会いは偶然とは思えません。何か明日への希望を感じました。 私にも与えれている天の配剤に気づいて感謝して参りたいです。
2025/11/03





