戦災復興の東京五輪
NHK朝ドラで、わが故郷出身の古関金子(きんこ)さんと夫で作曲家の 古関裕而(ゆうじ)さん夫妻をモデルにした「エール」が始まりました。 今回の東京オリンピック・パラリンピックでは、震災復興を掲げているゆえか、 被災地・福島市出身の裕而さんの物語が選ばれたようです。 ところが、コロナウイルス禍の真っただ中で1年の延期となりました。 震災から今月で9年目を迎えましたが、原発の問題は未だ残ったままです。 本来の復興とは、この問題を解決していくことでもあるでしょう。 どうして原発事故が生じたのか。どうして原発を建設したのか。 核廃棄物の処理方法は建設当初から今日に至っても確定していません。 経済性を最優先する世の風潮が、いつしか楽しみだけを求めて人の痛みにも鈍くなってしまった。 もし、東京五輪が予定通りに開催されていたら、被災地の皆さんとの溝は深まったかもしれません。 被災地の皆さんの立場を慮るようにと、今回の事態は天からのエールのようにも響きます。 国民一人一人が福島の出来事を自分事として考える機会としたいです。
2020/03/31





