授業料無料
ある家電量販店がオープンする異様な光景。 その界隈では、熾烈な競争が繰り広げられます。 「切磋琢磨して行きたい」とライバル店。 私には、お互いを磨くどころではなく、お互いを削っているように見えてしまいました。 小売店の決算書を吟味していく必要があるでしょう。 もちろん、売上ではなく利益です。 そこには、磨きであるのか、削りであるのかが表れます。 それと重なったことがありました。 この春、お子さんが高校に入学した方に御祝いの言葉を贈ります。 すると、「授業料が無料になって嬉しい。」との言葉が返ってきました。 複雑な気持ちになります。どうも当座だけに目が行ってしまいがちなのです。 国の財政を吟味していく必要があるでしょう。 財務省によると、国の借金は、税収の10年分に膨らんでいます。 国民一人当たりで計算すると、約433万円。 これは、主要先進国中でも最悪の水準です。 授業料無料とは、子供や孫世代に借金を先送りしているだけとも言えます。 この政治の光景と、あの小売の光景が妙に重なりました。
2010/04/19





