料理道具専門店 フライパン倶楽部

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商人日記 - A SHOPKEEPERS'S JOURNAL -

商人とは何か。自分とは何か。自由とは何か。店長が綴る明日への旅日記です。

日の丸の背後

公立中学校の卒業式に参列しました。 来賓代表で祝辞を述べるために登壇して日の丸を前にしました。 日の丸は、祖国が受けた苦しみと悲しみを象徴しています。 また君が代は、それでも前を向いて行く強い意志を感じます。 日の丸は、日米和親条約を締結後に外国船と区別するため 日本国共通の船舶旗として採用されます。 薩摩藩が幕府に献上した洋式軍艦「昇平(しょうへい)丸」に初めて掲げられます。 その後、日米修好通商条約の批准書交換のために 福沢諭吉などを乗せた咸臨(かいりん)丸が太平洋を横断した時にも掲揚されます。 日の丸の歩みは、日本が近代国家を形成していく歩みでもありました。 それは、凄惨な戦争の歩みでもありました。 今日に至るまで、数え切れない人たちが、祖国のために負傷し命を落として来ました。 そして、その銃後には、途方に暮れる家族や仲間たちの深い悲しみがありました。 義務教育の課程を無事終了できたのも、当たり前のことではなく、 日の丸の背後にあるものに思いを致すべきでしょう。

2012/03/09