戦後70年の憲法
佐伯啓思さんの「従属国家論」という新書本で、従属する国家に従属する人間が重なりました。 進学で就職で結婚で、さまざまな場面で私も決断をして来ました。 しかし、それは自分の意思であったのか。 もちろん、人間は、良くも悪くも周りに影響されて存在します。 周りと反対であれば、それが自分の意思であることは分かりやすい。 かたや、周りと同じである時は、単にまわりに同調したにすぎないかもしれない。 その時、そこに責任および覚悟があるか否かで見極めることができます。 ですから、それは、決断した時点のことではなく、その後が問われている。 日本国憲法は、日本の意思であったのか。合衆国の意思であったのか。 それは、憲法が制定された当時のことと言うよりも、戦後70年を生きる日本人たちに委ねられている。 それを守ることも変えることも今日の私たちの手の中にあります。 誰が決めようとも、今日責任を持てれば、そこにこそ自分の意思が表れます。 若き特攻隊員たちが示した「諦念と覚悟」こそ、私たちの道標です。
2015/05/29





