檀家制度と自由
私の家のお墓は、寺院の敷地内にあります。 先祖代々、その寺院にお世話になって今日に至っています。 ところが、その背景にある檀家制度は、葬式仏教とも揶揄される信仰の形骸化を招いているとも感じます。 加えて、その制度によって、信仰の自由が制約されてきました。 もともと徳川幕府の禁教政策の中で確立された歴史があります。 果たして、信仰とは何なのか。 それは、他から影響されることなく、独立した個人が、自分の意思で決める行為と定義できます。 そこには自由の本質があります。 ところが、自分の意思で選ぶべきものが、初めから決められてしまっている。 これからは、お墓や家のことは、特定の宗教から分離して行くことが必要だと考えます。 かたや、それをずっと守ってきてくれた方への感謝も忘れてはならいでしょう。 そして、お墓や家という代々の繋がり、そこにある先祖の生き様や精神を継承していくことこそ本質です。 この自由な時代を生きる私たちは、信仰と同じく自分の意思で変えていく責任を負っています。
2017/09/23





