死亡事故ゼロの日
近くの路上で自転車の高校生が車にひかれて重体となりました。 同じ日に、死亡事故もありました。 ごく身近なところで、かけがいのない命が失われています。 死亡事故は、本来は一件でも起こしてはならないもの。 そんな折、県内の知立(ちりゅう)市では、死亡事故ゼロの日が六百日間続き、現在も更新中と知りました。 当たり前の事ですが、偉業です。 知立と言えば、伊勢物語の三河国八ツ橋に咲くカキツバタで有名です。 在原業平(ありわらのなりひら)が都の妻を偲んで歌を詠んでいます。 句頭に「かきつばた」の文字が順番に入ります。 「から衣 着つつなれにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」 そのカキツバタを尾形光琳(こうりん)が屏風画にしています。 価格ではなく、交通事故ゼロで競争する社会こそ健全です。 減税ではなく、安全の街にこそ、人も集まるでしょう。 知立の皆さんに、敬意をもって、かきつばたの歌を贈ります。 「かつてなき 希望輝く 月日あれ ハンドル握る たのもしき街」 さらにゼロの日が続きますように。
2010/05/29





